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書籍・DVDのご案内

このページでは、障害関係図書の専門書店『スペース96』の新刊お知らせメールサービスの中から、興味深いものをピックアップして紹介しています。詳しくは『スペース96』のサイト(https://www.space96.com/)をご覧ください。なお、当会は『スペース96』と何の関係もありません。

8.『ミニ特集 PICに関する本・ソフトウェアのご案内』(2005年12月11日)

 1980年にカナダの言語聴覚士サバス・マハラージ氏によって開発され、日本においても1995年に日本語版が発表されたPIC(Pictogram Ideogram Communication)は、障害の有無やことばの違いをこえて多くの人に伝えたいことを容易に理解してもらうことを可能にするコミュニケーション・シンボルです。
 このたび「ピックブック」が刊行されたので、関連書籍とあわせてご紹介 いたします。

とのことです。

<PICに関する本>

<PICに関するソフトウェア>

<PICを用いて描かれたわかりやすい読み物>

7.『自閉症スペクトラム児・者の理解と支援』日本自閉症スペクトラム学会 編 3,360円(2005年11月11日)

「日本自閉症スペクトラム学会の認定資格である自閉症スペクトラム支援士のためのテキストが刊行されましたので、ご案内いたします」とのことです。目次をながめた感じでは、様々な問題を網羅しているようで期待できます。

(目次)
【 1 医療 】
  1. 自閉症概論――発達障害と関連して
    発達障害の定義/広汎性発達障害の診断と診断基準/PDDの分類/自閉症スペクトラムの有病率と遺伝学/家族のサポート/学童期の経過と就学/自閉症スペクトラムの社会的予後
  2. 神経生物学的研究の現状――自閉症スペクトラムに関して分かっていること
    はじめに/遺伝子研究/脳の特定部位における機能障害/神経生理学的研究/その他の神経生物学的諸問題/おわりに
  3. 早期発見・早期治療
    早期療育の効果/早期療育がなぜ有効なのか――医療モデルから生活モデルへ/障害受容と愛着の形成/早期療育の原則/今後の課題――乳幼児検診のパラダイム変化
  4. 併発しやすい精神医学的疾患
    合併しやすい身体医学的状態/てんかん/発達障害と関連して/精神医学的状態(狭義)/診断が特定できない行動傷害
  5. 自閉症スペクトラムの検査
    臨床的評価/医学的検査
  6. 自閉症治療概論
    精神・心因性を重視した治療論/精神療法・精神分析的治療/行動療法/神経生理学の観点からの治療・教育
  7. 自閉症と薬物治療
    はじめに/自閉症の薬物治療の現状/おわりに

【 2 教育 】
  1. 自閉症教育の概要
    我が国の教育制度と自閉症の教育/自閉症教育史概要/特別支援教育における自閉症児の教育/自閉症の児童生徒の就学について/早期からの教育相談と就学/卒業後(時)の進路
  2. 自閉症の特性に応じた指導の基本
    自閉症とその周辺との関連/行動の理解と指導の考え方/学習の特性と指導における配慮/自閉症児の教育の具備しなければならない条件のポイント
  3. 自閉症児への指導の実際(生活・運動・余暇)
    生活/運動/余暇
  4. 自閉症児への指導の実際(教科学習・言語)
    教科学習のつまずきへの対応/認知の学習(通級指導教室)の実際/特異な言語発達の理解/言語指導の実際
  5. 通常の学級・通級指導教室における指導
    通常の学級の学級経営/通常の学級の集団活動における配慮/通級指導教室の指導
  6. 特殊学級・養護学校における指導
    特殊学級における教育/学習指導要領に示す特殊学級の教育課程/特殊学級の教育課程編成と配慮/自閉症児の生活指導/養護学校における自閉症児教育/学習指導要領における養護学校の教育課程の示し方/知的障害養護学校における教育課程/高等部教育と職業教育/職業教育と産業現場における実習(現場学習)/養護学校における集団編成と個に応じた指導/養護学校における自閉症の児童生徒に対する様々な配慮/交流教育
  7. 個別の教育支援計画・個別の指導計画
    様々な支援計画や指導計画の定義と関連/個別の教育支援計画の内容/個別の指導計画の作成と実際
  8. 移行期における指導と個別移行支援計画
    進路指導とは/学校における進路指導計画/個別移行支援計画/自閉症の生徒の卒業後の進路と課題/現場実習と就労/実習から就労へ/社会生活の支援/最近の動向
  9. 就学相談・校内体制・研修
    児童生徒の就学/就学相談/就学指導基準/校内体制/研修
  10. 今後の特別支援教育について
    中央教育審議会における今後の特別支援教育の検討/特別支援教育の理念と基本的な考え方/中間報告における自閉症等の記述/小・中学校におけるLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥/多動性障害)、高機能自閉症の児童生徒への教育体制の整備のためのガイドライン(試案)

【 3 福祉 】
  1. 障害者や自閉症児・者の福祉制度概論
    障害者福祉制度の概論/障害者福祉の考え方/我が国の障害者福祉制度の概要/自閉症スペクトラムの福祉制度/自閉症スペクトラム児・者に利用できる福祉制度/発達障害支援法
  2. 自閉症児・者のトータルケアプランと地域の人たちとの支え合い
    自閉症児・者へのトータルケアプラン/自閉症児・者の援助基盤となる考え/自閉症児・者の地域生活と家族支援
  3. 幼児期の福祉制度
    療育支援の場と事業制度/その他
  4. 学齢期の福祉制度
    学齢期の障害児/学齢期障害児が対象となる主な制度/放課後の地域での生活/今後の課題
  5. 成人期の住居・入所施設の現状と課題
    成人期自閉症者と福祉制度/福祉施設における自閉症者の利用の現状/教育から福祉への移行/入所施設における行動障害の実態と対応/医療と福祉の連携/自閉症者と地域生活/これからの福祉と自閉症
  6. 就労の実情、就労支援サービスの現状と課題
    就労の実態/就労支援サービスの現状/就労支援の課題
  7. 日中生活の場・地域福祉サービスの現状と課題
    はじめに/日中生活の場/地域福祉サービス/おわりに
  8. 地域生活支援のためのセーフティーネット・人権擁護
    はじめに/被害事例/刑事事件における事例/地域生活におけるセーフティーネット構築/具体的取り組みの紹介/まとめ
  9. 高機能自閉症やアスペルガー障害者のための福祉の現状と課題
    現状/今後の課題
  10. 保護者・兄弟など家族への支援
    「治療の対象としての親」から「療育に参加する人」へ/家族支援の3つの視点/障害の気づきから告知と受容への支援/父親・夫婦の協力・祖父母への支援/障害児の兄弟への支援/療育への参加/社会資源、自助グループ、余暇活動などへの支援/親なき後への支援/家族支援の留意点

【 4 心理 】
  1. 自閉症の心理学
    自閉症の心理学とは/いわゆる自閉症状の形成/「心の理論」の心理学
  2. 自閉症スペクトラムの発達臨床心理学
    子どもの発達/自閉症スペクトラム児の発達/乳児期/幼児期前期/幼児期後期/学童期/中学校・高校/まとめ
  3. 認知・学習障害の教育心理学
    社会性の発達/社会的認知能力/社会性を育む/まとめ
  4. 基本的生活スキルの形成から社会的自立スキルの確立
    基本的生活スキル/学齢期のグループ参加/青年期以降の社会参加
  5. 不適応行動のコントロールと自己マネジメントの確立
    自閉症と不適応行動/不適応行動のアセスメント/不適応行動の機能/不適応行動の介入計画/自己マネジメントと巨視的アプローチ
  6. コミュニケーション・対人関係
    コミュニケーション指導の歴史的経過/コミュニケーション行動と言語機能/コミュニケーションの手段/コミュニケーションの指導技法/生活場面で使用できる応用的指導技法/「心の理論」の指導法

【 5 アセスメント 】
  1. アセスメント基礎論――効果的支援のために
    支援とアセスメント/アセスメントの基本的視点/アセスメントの理論的基礎1――WHOの障害概念/アセスメントの理論的基礎2――発達と発達障害/アセスメントの理論的基礎3――システムアプローチ/自閉症のアセスメントの実際/アセスメントに求められる配慮と倫理
  2. スクリーニング質問紙を中心に
    スクリーニング質問紙とは/なぜスクリーニングが必要か/自閉症スペクトラムのスクリーニング質問紙/スクリーニング、アセスメントから適切な支援へ
  3. 行動観察法・面接法を中心に
    行動観察法・面接法/初回面接(インテーク面接)における行動観察・面接/支援過程における行動観察と面接
  4. 心理検査を中心に
    心理検査の種類/心理検査の利用
  5. 指導・支援とアセスメント
    TEACCHプログラムにおけるアセスメント/就労支援におけるアセスメント(Situational Assesment)

【 6 関連 】
  1. 障害児・者の栄養管理
    栄養と食の意義・目的/障害者の栄養管理の実際/おわりに
  2. 医療機関の有効活用をめざして
    口の病気や異常がもたらす影響/医療機関とうまく連携するためには/上手に医療機関を受診できるようにするためには/最後に
  3. 非言語性能力と自閉症の認知特性
    非言語性能力/自閉症児・者の非言語性能力と教育的対応/自閉症児に対する音楽治療教育の適用/自閉症児・者の描画能力

6.『自閉症者のための医療用絵カード』NPO法人生活支援センターあすく 編 2,000円(内税95円)(2005年10月 1日)

京都市児童福祉センター診療所で作成、使用されている絵カードです。自閉症の人が安心して診療を受けられるように、医療機関で受けるさまざまな検査などのことが絵カード(10cm*15cm)でわかりやすく説明されています。

絵カードの内訳
項目枚数
小児科診察4
採血6
耳鼻科診察3
CTスキャン2
眼科診察5
レントゲン撮影3
視力検査3
身体測定4
抑制2
靴を脱ぐ1
合計33

自閉症児・者のサポート用絵カードはWebサイト上で結構、提供されていますが、このように専門的な内容となるとなかなか用途にぴったり合ったものは見つかりません。使う機会を考えると、個人で購入するというよりはグループで購入して、必要なときに必要な人に使ってもらうという形態になるでしょう。

5.『自閉症の世界へようこそ』自閉症サポート研究会編 700円(税33円) (2005年 9月21日)

自閉症に関する書物は、もう大小あわせて沢山出版されています。しかしこのマニュアルの小冊子は、自閉症の子どもをもつお母さん達によって書かれたものです。一読して驚きました。こんなに正確で豊富な知識をもった母親達が存在する時代になったのだということを実感して、改めて感動しました。

そしてまた同時に、これではなまじいい加減な気持ちで仕事をしている「職業者」も大変だなということを思いました。教育にしろ福祉活動にしろ、俸給をもらって仕事をしている側の人より、依頼者の方が知識も経験も正確で豊富であったら、これは仕事にならなくなってしまいます。思わずそう考えてしまうほど、本書は価値のあるものだと思います。

そんなことは杞憂であって欲しいと思いますし、このマニュアルを著作・編集した人達こそそう願っていることはよく分ります。だから編集の最後の頁には、支援者は先生も親もみんなで正しい共通の理解をし合って、この子たちを教育し、この人達を支援し、そして共存/共生してゆきたいと願っているという主旨のことが強調されているのだと思います。同感です。多くの人々の手にゆき届くことを願っています。

(推薦文 by 川崎医療福祉大学 佐々木正美)

とのことです。佐々木先生をしてここまで言わしめるとは、ちょっと読みたい気にさせられる本ですね。

4.「ソーシャルストーリーブック 書き方と文例」編著・キャロル・グレイ/・監訳 服巻智子/編訳・大阪自閉症研究会/B5判/192頁 2,100円(税100円) (2005年 5月 7日)

日本でもソーシャル・ストーリーの実践は広く知られるようになってきました。しかし、その考え方や実践の全体を紹介する本はほとんどありませんでした。本書は、キャロル・グレイが「ソーシャル・ストーリーの書き方」をていねいに紹介した、日本で出版される初めての本です。
 文例は、日本でのソーシャル・ストーリーの実践をふまえて訳されており、「ソーシャル・ストーリーの書き方」を実践的に学ぶテキストとして最適です。またすぐに利用できる文例がたくさん掲載されています。

とのことです。

<目次(概要)>

3.「自閉症ガイドブック シリーズ別冊 海外の自閉症支援 」日本自閉症協会 編 900円(税43円) (2005年 4月26日)

日本自閉症協会が発行している『自閉症ガイドブック』シリーズの新刊です。

<目次>

  1. 英国
    1. 青年期の自閉症スペクトラム:教育の課題
    2. 英国自閉症協会の「プロスペクツ」における就労支援
  2. アメリカ合衆国
    1. TEACCHにおける自閉症の人へのカウンセリングと家族支援
    2. 自閉症スペクトラム障害の人たちへの援助付き雇用
    3. 自閉症スペクトラム障害の成人への支援
  3. デンマーク
    デンマークにおける特別化とインクルージョンについて
  4. オーストラリア
    自閉症スペクトラム障害の青年が利用できるオーストラリアのサービス
  5. メキシコ
    メキシコにおける自閉症の現状とその処遇について
  6. コスタリカ、ホンジュラス、ニカラグア、エルサルバドル
    自閉症の青少年向けサービス
  7. ブラジル
    ブラジルにおける自閉症とその他の広汎性発達障害の児童・青年への支援
  8. 中華人民共和国
    中国の自閉症の明日のために
  9. タイ
    タイの自閉症支援
  10. ザンビア
    ザンビアの自閉症事情
  11. 未来にはばたく自閉症の人たち
    1. 私の生活、夢
    2. 私の青春の日々
    3. ぼくの仕事 5年間を振りかえって

2.「ミニ特集 自閉症児者のためのTEACCH関連書籍・ビデオ」 (2005年 3月23日)

新刊本というわけではありませんが、TEACCH関連の書籍とビデオがコンパクトにまとめられているので転載します。

書名著者名定価
見える形でわかりやすくTEACCHにおける視覚的構造化と自立課題』 ノースカロライナ大学TEACCH部 編 840円
(税40円)
Tasks Galore For The Real World パット・フェンネルら 編 5,565円
(税365円)
青年期自閉症へのサポート 青年・成人期のTEACCH実践 佐々木正美 編 2,940円
(税140円)
自閉症カンファレンス NIPPON 2004 TEACCHモデルに学ぶ実践研究会同実行委員会 編 1,500円
(税71円)
高機能自閉症者の認知能力の諸相 TEACCHは自閉症療育の質を保障するというヨーロッパの現在 テオ・ピータース/佐々木正美 編 2,600円
(税124円)
自閉症の人たちを支援するということ TEACCHプログラム新世界へ 朝日新聞厚生文化事業団 編 800円
(税38円)
自閉症のTEACCH実践 佐々木正美 編 3,780円
(税180円)
自閉症への親の支援 TEACCH入門 エリック・ショプラーら 編 3,150円
(税150円)
自閉症教育が楽しくなる本 効果的なTEACCHモデルの活用 柴田静寛 編 1,890円
(税90円)
高機能自閉症、アスペルガー症候群のためのTEACCHプログラム ジョン・ドカティ/佐々木正美 編 2,600円
(税124円)
Tasks Galore パット・フェンネルら 編 5,565円
(税265円)
自閉症児のための絵で見る構造化 佐々木正美 編 1,995円
(税95円)
自閉症のひとたちへの援助システム TEACCHを日本でいかすには 朝日新聞厚生文化事業団 編 500円
(税24円)
自閉症の理解 原因・診断・治療に関する最新情報 ゲーリー・メジホフら 編 2,310円
(税110円)
ビデオ 発達障害実践シリーズ? 第4巻 あらためてTEACCHプログラムを考える 講師・佐々木正美 10,000円
(税476円)
ビデオ 発達障害実践シリーズ? 第5巻 軽度発達障害への実践 TEACCHプログラムから学ぶこと 講師・佐々木正美 10,000円
(税476円)
ビデオ TEACCH (90分) 朝日新聞厚生文化事業団 編 3,000円
(税143円)
ビデオ 自閉症の治療教育 (60分) 朝日新聞厚生文化事業団 編 3,000円
(税143円)
ビデオ 親のためのTEACCHプログラム(68分) 朝日新聞厚生文化事業団 編 3,000円
(税143円)
ビデオ 教師のためのTEACCプログラム (67分) 朝日新聞厚生文化事業団 編 3,000円
(税143円)
ビデオ 青年期・成人期のTEACCHプログラム (56分) 朝日新聞厚生文化事業団 編 3,000円
(税143円)
ビデオ 自閉症児の明日のために~TEACCHのねらいと考え方~ (49分) 朝日新聞厚生文化事業団 編 3,000円
(税143円)

1.「発達障害実践シリーズ? ビデオ・DVD 全9巻」 (2005年 2月 5日)

「発達障害の各分野で活躍中の著名な講師陣による講義が収録されています。 特別支援教育のための校内研修用に、療育・福祉などの職場研修用に、また、個人学習用に最適な構成で、皆様にお届けします。書店などではお求めになれません。」

とのことです。宮本 信也先生(筑波大学大学院人間総合科学研究科教授)、上野 一彦先生(東京学芸大学教育学部教授、日本LD学会会長)、佐々木 正美先生(川崎医療福祉大学教授)、梅永 雄二先生(宇都宮大学教育学部教授)、小川 淳先生(横浜市総合リハビリテーションセンター)など、講師はそれぞれの分野で第一人者と言える方ばかりです。個人で購入するには高価ですが、ばら売りもするとのことですので、該当巻だけを購入すればよいのかもしれません。

「発達障害実践シリーズ? ビデオ・DVD 全9巻」
Vol.タイトル講師収録日
1『軽度発達障害のこころ 小児科医の立場から健やかなこころを育てる』宮本 信也先生平成16年 8月 1日
2『軽度発達障害のある子どもたちと心身症、そして虐待』宮本 信也先生平成16年 8月 1日
3『特別支援教育のシステムの中で 生きぬく教師になるために』上野 一彦先生平成16年 8月 2日
4『あらためてTEACCHプログラムを考える』佐々木 正美先生平成16年 8月 3日
5『軽度発達障害への実践 TEACCHプログラムから学ぶこと』佐々木 正美先生平成16年 8月 3日
6『自立と就労 その困難さと乗り越える方法を考える』梅永 雄二先生平成16年 8月 6日
7『自立した生活や就労にむけて、学齢期の間に学校でしておくべきこと』梅永 雄二先生平成16年 8月 6日
8『軽度発達障害のある子どもたちへの地域療育支援』小川 淳先生平成16年 8月 7日
9『学齢期・学齢後期への療育と教育現場との連携 新たな試みへ』小川 淳先生平成16年 8月 7日